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術後のケア

みなさま、こんにちは!

ホームページを大幅に更新しました(^O^)/

「NEWS」では、ロキタンスキー症候群に関する最新情報や報道情報を掲載していく予定です。

また、Twitterのフィードも載せていますので、こちらでも情報を発信していきます。

「What's MRKH」では、ロキタンスキー症候群がどのような疾患なのかを記しています。

「STAFF」では、メッセージを追加しています。

当事者からの温かいメッセージで、保護者のみなさまに向けたメッセージもございますので、ぜひご覧ください!

「BLOG」では、コメント欄を追加しました。

みなさまからのコメントをお待ちしております。

さて。

Twitterで予告していましたが、本日の記事は、前回の造腟術の続きで、術後のケアについてです。

造腟術同様、術後のケアにも個人差がございますので、私の経験談としてご理解くださいますようお願い申し上げます。

造腟術はさまざまな方法がありますが、基本的にはどの方法でも術後のケアが必要になります。

人間の身体は、これまでと違った何かしらの変化(傷など)があると元に戻ろうとする作用が働きます。

そのため、どうしても腟が閉じて(癒着して)きてしまいます。

これを防ぐためにケアが非常に大切になります。

このケアは、プロテーゼと呼ばれる器具(棒状のもの)を腟に挿入するというものです。

私の場合、術後3-4か月間は一日中プロテーゼの挿入していました。

慣れるまでは少し違和感がありますが、日常生活に大きな問題はありませんでした。

腟とプロテーゼを清潔に保つために一日一回取り出してプロテーゼの洗浄が必要になります。

何か特別な難しい手技が必要というわけではありませんのでご安心くださいね(*^^*)

ただ、洗浄後に再び挿入するときに、痛みが伴うので、毎日泣いていました...その点が私は辛かったですが、痛みは次第に弱くなり、3か月ほどで全く泣かずにケアできるようになりました(笑)

その後、様子を見ながら、プロテーゼを挿入しない時間を作っていきます。

私の場合、はじめは10分くらいからスタートし、30分、1時間、2時間...とだんだん時間を延ばしていきました。

術後1年ほどで、プロテーゼの挿入時間は毎日就寝時のみになりました。

これ以降はこのくらいの頻度でケアを行うのが理想的なのですが、私は大学が忙しかったこともありプロテーゼの挿入を忘れて寝てしまうことが多かったので、週3回は必ず挿入するという約束を医師としていました。

私は現在、術後3年になりますが、最近ではプロテーゼは大学から帰宅後のテレビを見たり勉強したりしている時間に挿入しています。

毎日2-3時間は必ずするように心がけていますが、もし忘れてしまっても、週3回ほど挿入していればさほど癒着はないので、「まぁいっか~!明日必ず入れよう!」といったゆるい感じで自分でコントロールしています。

長くなりましたが、以上が術後のケアの私の経験談です。

疑問点や不安点がございましたらいつでも遠慮なくご連絡ください。

また当事者の方で、こんなケアのほうがいいよ!などのアドバイスがございましたら、お教えいただけたら幸いですm(._.)m

よろしくお願いいたします。

読んでいただきありがとうございました(^^♪


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